中垣内祐一が挑む農業の世界!米作りにかける情熱と現在の姿

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元男子バレーボール日本代表監督であり、「スーパーエース」としても名を馳せた中垣内祐一さんは、現在新たなフィールドで活躍しています。その意外な転身先は、なんと「米作り」。彼が故郷の福井で農業に挑むことになった背景と、そこにかける情熱についてご紹介します。

この記事でわかること
  • 中垣内祐一のプロフィール
  • バレーボールのキャリア
  • バレーの栄光から故郷の田んぼへ
  • 農業とバレーの共通点
  • バレー界に戻ることはあるのか?

中垣内祐一のプロフィール

引用 https://president.jp/articles/-/6507?page=1
  • 生年月日:1967年11月
  •  出身地:福井県福井市
  • 身長/体重:194cm / 94kg
  • 職業:元バレーボール日本代表選手、元日本男子バレーボール代表監督、現福井工業大学教授、米農家

バレーボールのキャリア

高校・大学時代

福井県の藤島高校から筑波大学へ進学し、大学1年生でレギュラーを獲得。

全日本男子代表

1989年から代表に選出され、1992年バルセロナ五輪をはじめ、数々の国際試合で活躍。1994年には日本代表のキャプテンに就任。

プロとしての活躍

新人賞、MVP、ベスト6など、Vリーグで多くのタイトルを獲得し、「スーパーエース」と称されました。

引用 https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/otherballgame/volleyball/2023/12/18/post_32/

バレー監督としての経歴

  • 指導者として:2005年から堺ブレイザーズの監督を務め、その後日本男子代表監督としても活躍。東京五輪にも監督として参加し、バレー界の発展に貢献しました。
  • 現在:2022年より福井工業大学でスポーツ健康科学部の教授に就任し、バレー指導と学生の育成に力を注いでいます。
引用 https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/otherballgame/volleyball/2023/12/18/post_33/

バレーの栄光から故郷の田んぼへ

中垣内さんは、若い頃から50歳を目安に地元に戻り、家業である農業を継ぐことを心に決めていたそうです。監督を引退した後、福井工業大学の教授職に就任し、地元での米作りをスタートしました。現在は、広大な田んぼを管理し、「ふくむすめ」や「ピカツンタ」といったブランド米の生産にも取り組んでいます。

「ふくむすめ」と「ピカツンタ」は、福井県立大学が開発した新しいお米の品種です。

ふくむすめ

「ふくむすめ」は、「ミルキークイーン」と「ピカツンタ」を交配して生まれた品種で、もちもちとした食感と大粒の米粒が特徴です。福井県の「ふく」と女性らしい名前「むすめ」を組み合わせて命名されました。 

ピカツンタ

「ピカツンタ」は、コシヒカリをベースに改良された品種で、粒が大きく、しっかりとした食感と甘みが特徴です。福井弁の「つんた(やってしまった)」と、米粒が太陽に照らされて輝く様子を表現した「ピカ」を組み合わせて命名されました。 

きーちゃん
きーちゃん

これらの品種は、福井県内のスーパーや直売所で販売されています。特に「ふくむすめ」は、令和4年度から福井県の産地品種銘柄に設定され、「福井県産ふくむすめ」として販売されています。 

「ピカツンタ」と「ふくむすめ」は、福井県立大学の研究成果として誕生した新しいお米で、食感や味わいに特徴があります。ぜひ一度お試しください。

農業とバレーの共通点

「農業とスポーツには共通点がある」と語る中垣内さん。農作業もバレーボールも、根気とチームワークが求められるという点で共通する部分が多いといいます。四季折々の作業を一つ一つ丁寧にこなし、特別栽培米として自然環境に配慮したお米を育てています。

トラクターを乗りこなす姿

バレーボールの監督と米農家を並行していた際には、バレー仲間から「監督とファーマーを兼任しているのはお前だけだ」と冗談交じりに言われていたという中垣内さん。現在はトラクターを巧みに操り、広大な田んぼを管理し、福井の自然豊かな環境で米作りに励んでいます。

引用 https://number.bunshun.jp/articles/-/859552

バレー界に戻ることはあるのか?

中垣内さんは現在、福井工業大学のスポーツ健康科学部で指導を行う傍ら、地元のバレーボールチームの総監督として若手選手の育成にも力を入れています。バレーボールに対する情熱は今も変わらず、将来の日本代表を育てることにも貢献しています。

まとめ

中垣内祐一さんは、米作りを通して第二の人生を歩み始めました。バレー界で培った情熱と粘り強さは、農業という新たな舞台でも生き続けています。バレーでも農業でも、「心を込めて取り組むこと」が彼のスタイルであり、私たちに感動を与えてくれるのです。

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