警察庁は2024年8月22日、現行の健康保険証が12月2日で廃止されるのに合わせて、本人確認書類としても利用できなくする方針を決めました!
ただ、マイナンバーカードを持っていない人もいますので、現行の健康保険証も一定期間は引き続き本人確認書類として利用できる経過措置を設けることも決定しました。
現在の健康保険証は12月2日に新規発行が停止し、マイナンバーカードと一体化した『マイナ保険証』になります。
そこで今回は『マイナ保険証』にどんなメリットがあるかわかりやすくまとめてみます。
マイナンバーカードとは?
引用元 総務省
日本のマイナンバーカードは、個人番号(マイナンバー)を記載したICカードで、行政手続きや税務、社会保障、災害対策などに利用されます。個人情報を一元管理し、効率的な行政サービスを提供するために導入されました。写真付きで身分証明書としても利用でき、近年では保険証やその他のデジタルサービスにも連携が進んでいます。
マイナ保険証とは?
マイナンバーカードを医療機関・薬局で健康保険証として利用することができます。利用の際は顔認証付きカードリーダーで受付を行います。
顔認証付きカードリーダーを利用することで、これまでよりも正確な本人確認や過去の医療情報の提供に関する同意取得等を行うことができ、より良い医療を受けることができます。引用元 厚生労働省
マイナ保険証のメリット3選!
✏︎救急搬送時もマイナ保険証一枚で
— Chum(ちゃむ)🪿🌼 (@ca970008f4) May 23, 2024
・通院歴、薬の処方歴を確認
・搬送時に聞き取り難しくとも安心
これは素晴らしい。
ナイスアイデアだと思う。
家族に何かあった時もマイナ保健証一枚で的確に情報を伝えられる。
改めて紙の保険証なんて廃止でいい。https://t.co/2iZ1LhX9Pe https://t.co/IJYmnbWJLj pic.twitter.com/kYgYDlFmDW
マイナ保険証のデメリット
一方で、マイナンバーカードを保険証として利用するには、デメリットも存在します。まず、個人情報が一元管理されるため、情報漏洩や不正アクセスのリスクが懸念されます。また、カードを紛失した場合、再発行の手続きが煩雑であり、医療機関での利用が一時的に制限される可能性があります。さらに、現時点では、対応していない医療機関では、従来の保険証を持参する必要があるため、二重の手間がかかることもあります。システムトラブルが発生した場合、保険証としての利用が一時的に停止するリスクも考えられます。
マイナ保険証の注意点
これらの点に留意することで、安全かつ効果的にマイナンバーカードを保険証として利用できます。
マイナンバーカードの未来展望と課題
マイナンバーカードは、デジタル社会の中核を担うツールとして期待されています。将来的には、行政手続きの簡素化、医療データの一元管理、さらには金融機関や公共交通機関での利用など、日常生活の多くの場面で活用が広がることが見込まれます。これにより、国民の利便性が大幅に向上し、効率的な社会運営が実現される可能性があります。
しかし、課題も多く残っています。個人情報の保護とセキュリティ対策は最も重要な課題であり、データ漏洩や不正利用に対する懸念が根強く存在します。また、カードの普及率や対応インフラの整備が十分でない地域もあり、デジタル格差の問題も浮上しています。これらの課題を克服し、国民全体が安心して利用できるシステムを構築することが、今後の大きな課題となります。
マイナンバーカードの賛否
マイナンバーカードに対する賛否はさまざまな観点から議論されています。
デジタル庁ガチです。『 マイナンバーカード 』をスマホに電子登録すればサービスが完結できるからマジ驚きです。➊ webで銀行口座開設の本人確認➋ 引っ越しのオンライン申請➌ 病院で保険証代わりに使える➍ セブンでセルフレジの年齢確認もできるから超ベンリなんだけど気になる注意点もあって.. pic.twitter.com/kPLTPlFGJi
— ぎん☘️ (@gin_sneaker) March 4, 2024
マイナンバーカードが保険証として使われることでワクチン歴、通院歴、薬歴、健康診断結果などの医療情報が全て把握される!危ない!とか言ってる方は一度救急外来で働いてみてほしい
— ぽんぽん (@ilovehypo) May 23, 2022
まじではよ一括されてほしいんだよな、、頑張れ政府
反対意見
結局は、情報漏洩されまくり偽造されまくり、他人のデータが紐づいていたりと散々なうえ、まったく使いづらくデメリットの方が多いマイナンバーカードがここまで普及した理由って、2万円配布と、こういう「任意取得しない人に対しての人権侵害レベルの差別」によるものが大きかったというだけ。 pic.twitter.com/IVqmEr2lMM
— 桃太郎+ (@momotro018) May 8, 2024
まとめ
今回はマイナンバーガード・マイナ保険証についてまとめてみました。
マイナンバーカードは、行政手続きの効率化や医療データの一元管理など、日常生活のさまざまな場面で活用が進んでいます。確定申告での医療費控除が簡便化され、住民票や印鑑証明の取得がオンラインで可能になるなど、国民の利便性が大幅に向上しています。また、キャッシュレス決済や公共交通機関での利用も拡大しており、デジタル社会のインフラとして重要な役割を果たしています。
今後は、さらに多くのサービスと連携し、ワンカードで様々な手続きやサービスが利用できる統合的なプラットフォームとしての期待が高まっています。これにより、行政コストの削減やサービス提供の迅速化が実現されるとともに、個々のニーズに応じたパーソナライズドなサービスの提供も可能になるでしょう。ただし、情報セキュリティやプライバシー保護を強化し、国民が安心して利用できる環境整備が求められます。