マユリカ阪本が語る引きこもり生活とホームシック—その独特な性格と芸人としての挑戦

お笑いコンビ「マユリカ」のボケ担当、阪本匠伍はそのユニークな性格でファンを魅了しています。彼は幼少期から人見知りな一面を持ち、現在でもその性格が影響していると言います。東京進出後、彼が語るホームシックや引きこもり生活について、さらに彼がどのようにお笑い芸人としての挑戦を続けているのか、今回は彼の内面に迫ります。

マユリカの結成とコンビ名の由来

マユリカは、幼少期からの友人である阪本匠伍と中谷祐太が、大学時代にお笑いの世界に入ることを決意したことから始まります。彼らは小学校の頃から一緒にコントを披露する仲であり、その後、NSC大阪校に入学。2011年に正式にコンビを結成しました。コンビ名「マユリカ」は、阪本と中谷それぞれの妹の名前「マユ」と「ユリカ」を組み合わせたものです。

漫才スタイルの特徴

コント漫才をベースにしたユニークな展開

マユリカの漫才は、コント漫才をベースにした独特なスタイルが特徴です。阪本がボケを担当し、中谷がツッコミを担当する形ですが、阪本のボケは時にシリアスで、暗いトーンを持ちながらも独特の笑いを生み出します。そのボケに対して、中谷がハイトーンの声で鋭く突っ込むことで、二人の掛け合いが一層際立つのです。観客はその絶妙なバランスに引き込まれ、笑いの渦に巻き込まれます。

幼馴染ならではの自然なやりとり

マユリカの漫才には、幼馴染であることによる自然なやりとりが感じられます。彼らの漫才の中では、長年の友情が垣間見える瞬間が多く、観客に親しみやすさと温かみを与えています。特に、二人の間にある信頼関係が漫才の中でしっかりと表現されており、それが観客を引き込む大きな要因となっています。

主要な受賞歴とこれまでの活動

マユリカは、関西を中心に活動を続けてきましたが、近年ではその活躍の場を東京にも広げています。彼らは多くの漫才大会で優秀な成績を収めており、代表的な受賞歴としては次のようなものがあります。

また、ラジオやポッドキャストでも積極的に活動しており、特に「マユリカのうなげろりん!!」というポッドキャスト番組は、ファンから絶大な支持を集めています。

モーニング娘。'24 野中美希さん

推し芸人はマユリカ！
衣装も阪本さんカラー✨#ytv漫才新人賞 ROUND1#9月29日15時55分OA pic.twitter.com/vHGiil3r8B

— 漫才Lovers・ytv漫才新人賞 (@Loversytv) September 26, 2024

引きこもりがもたらした阪本の独特な性格

幼少期から見える内向的な性格

阪本は子供の頃から外向的ではなく、引きこもりがちな性格であったことを語っています。幼少期に人見知りであった彼は、他の子供たちと外で遊ぶよりも、自分の興味のあることに没頭する時間を多く過ごしていたようです。この内向的な性格は、彼の感性に大きな影響を与え、後のボケに繋がるユニークな発想を形成したと言えるでしょう。

引きこもり生活が生んだ独自の創造力

引きこもりの時間は、彼の創造力を高めました。阪本は、家で過ごす時間を活かして映画や漫画に浸る日々を送っており、その感性は後のお笑いのネタ作りに活かされています。彼のボケは他の芸人とは違った視点を持ち、時にシリアスでありながらも独特な笑いを生み出すのです。

東京進出で直面したホームシックと葛藤

なぜホームシックになったのか？ 

2023年、マユリカが東京進出を果たした後、阪本はすぐにホームシックに陥ったことを明かしています。大阪で長く活動していた彼にとって、東京の吉本∞ホールでの生活や仕事は大きな変化でした。移籍後、馴染めない環境に対する不安や、地元・大阪への強い思いがホームシックを引き起こしたとされています。

ホームシックの克服への道 

ホームシックを感じながらも、阪本はこの状況を克服しようと奮闘しています。相方の中谷との絆や、東京での新しい友人とのつながりを通じて、新しい生活に徐々に順応していこうとしています。彼の挑戦はまだ始まったばかりで、今後の成長が期待されます。

阪本の内面とお笑いへの情熱

ENFP型の性格がもたらす挑戦精神

阪本は、MBTI性格診断でENFP型に分類されています。これは「広報運動家」と呼ばれる性格タイプで、新しいアイデアや創造性を追求し、自分の興味を基に行動する人です。彼の柔軟な発想と情熱的な挑戦精神は、芸人としての活動において強力な武器となっています。

計画性の欠如を補う柔軟性

ENFP型の阪本には計画性が不足しているという側面もありますが、その代わりに彼の柔軟な思考が新しいネタ作りや芸人としての挑戦を支えています。日常の出来事や思いもよらない場面からネタを生み出すことができる彼の才能は、芸人としての幅広い可能性を感じさせます。

まとめ

引きこもり生活やホームシックと向き合いながらも、阪本は芸人としての道を歩み続けています。その独特な性格や感性は彼の笑いに深みを与え、観客を魅了し続けています。今後、東京での生活に慣れ、新たな挑戦に向かう彼の活躍から目が離せません。