「わらふぢなるお」というお笑いコンビをご存じでしょうか?彼らは、ふぢわらさんと口笛なるおさんの二人から成る、実力派の芸人コンビです。特に、2017年から「キングオブコント」で決勝進出、2018年には準優勝を果たし、その後も数々の舞台で存在感を示しています。
本記事では、コンビのツッコミ担当である口笛なるおさんにフォーカスを当て、彼の経歴や芸名の改名エピソード、そして彼が所属する「わらふぢなるお」のコンビとしての活躍について詳しく紹介します。
口笛なるおの経歴と改名の理由
本名と年齢
口笛なるおさんの本名は「斉藤 力也(さいとう りきや)」で、1981年7月12日生まれの現在43歳です。埼玉県三郷市の出身で、立正大学経済学部を卒業しています。大学を卒業後、芸人としての道を本格的に歩み始めました。
芸人を志した経緯
口笛なるおさんは、中学時代から「仲間たちに面白いと言われたい」との思いで、芸人を志していました。中学の同級生とコンビを結成し、友人が勝手にお笑いライブにエントリーを申し込んだことから、初めてライブでデビューしたそうです。その後、大学を卒業した彼は、今の芸人活動に繋がる大きな一歩を踏み出しました。
改名の理由と由来
「口笛なるお」という芸名は、事務所の先輩であるサンドウィッチマンの伊達みきおさんによって命名されました。もともと伊達さんから「汚物」か「口笛なるお」のどちらかを選ぶように迫られ、現在の名前に落ち着いたのだとか。ちなみに、口笛なるおさんは「口笛」を吹くことができないというユーモラスな背景もあります。
また、伊達さんは毎年新しい芸名を提案しているようで、「口紅ぬりお」や「天空昇」などの奇抜な案が出されているそうですが、最終的に本名で呼ばれることが多いのも面白いエピソードです。
口笛なるおのコンビ活動と「わらふぢなるお」
わらふぢなるおの結成
2010年、口笛なるおさんとふぢわらさんが共演したライブをきっかけに、コンビ「わらふぢなるお」が結成されました。2人はそれぞれ異なるコンビで活動していましたが、解散後はピン芸人として活動。互いに良い相方を探していたところ、口笛なるおさんがふぢわらさんに声をかけ、コンビ結成が実現しました。
異なる事務所からのスタート
当初、ふぢわらさんはサンミュージックプロダクション、口笛なるおさんはグレープカンパニーに所属しており、別々の事務所で活動していました。事務所が異なる珍しいスタイルでしたが、2018年にふぢわらさんもグレープカンパニーに移籍し、正式に同じ事務所に所属することとなりました。
コンビ名の由来
「わらふぢなるお」というコンビ名は、2人の芸名を組み合わせたもので、当初は仮の名前として使われていました。しかし、その後も使い続けるうちに定着し、現在の名前として広く認知されています。
わらふぢなるおのコント・漫才の魅力
コントと漫才のスタイル
わらふぢなるおは、コントと漫才の両方を得意とするコンビです。ふぢわらさんがネタ作りを担当し、口笛なるおさんがツッコミを担当するスタイルが特徴です。特に、ふぢわらさんが演じる個性的なキャラクターに、口笛なるおさんが振り回されるシーンが見どころです。
彼らのコントは、シンプルながらも深い笑いを生み出すスタイルが評価されており、漫才では「しゃべくり漫才」や「コント漫才」を披露しています。彼らの代表的なネタ「石渡くん」など、日常を題材にした笑いを生むテクニックが光ります。
キングオブコントでの活躍
わらふぢなるおは「キングオブコント」で2017年に決勝進出、2018年には準優勝という輝かしい結果を残しています。また、M-1グランプリでも準々決勝まで進出しており、幅広いお笑いファンからの支持を集めています。
口笛なるおの個性と趣味
趣味と特技
口笛なるおさんの趣味には、草野球、格闘技観戦、サウナがあります。また、スタジオジブリ作品『紅の豚』に登場するポルコ・ロッソのモノマネが特技の一つ。コントや漫才だけでなく、そのユーモラスな趣味や特技も彼の個性を際立たせています。
口笛なるおのプライベート
私生活では2017年に結婚を発表し、2021年には長男が誕生しています。グラタンが好きという一面もあり、料理も得意だという噂です。中華料理のバイト経験があり、その影響もあるのかもしれません。
まとめ
口笛なるおさんは、長年にわたりお笑い業界で活躍している実力派の芸人です。ふぢわらさんとのコンビ「わらふぢなるお」としても、その実力を発揮し続けており、キングオブコントでの好成績をはじめ、さまざまな賞レースで結果を残しています。
今後も、口笛なるおさんとわらふぢなるおの活躍に期待が高まるばかりです。これからの新しいネタや活躍にも注目していきたいですね。